昭和30年代より50年以上続くシンプルなケーキです。昭和50年中期までは、クリスマスケーキ等のデコレーションも行っていました。カステラ風の配合のため甘めになっております。
現在のショートケーキやデコレーションケーキの生地本体は、豊富に様々なトッピング材料があるため、甘ひかえめですが、昭和30〜40年の当時は、トッピング材料は少なく、生地本体を甘くする必要がありました。また、昭和30年中期までは、カステラの製造も行っており、その配合をスポンジケーキに転用したことが始まりです。そのためか、2代目の祖母は、晩年まで、このケーキをカステラと呼んでおりました。
通常製造品は3号(直径9cm)のミニサイズですが、5号(15cm)〜7号(21cm)サイズも随時製造しています。生地本体の甘さで、専門店のようなトッピングや副材料を利用できない、ご家庭でのデコレーションおいて、良い評価を頂いております。